異国ポピュラー音楽館

非 英 語 圏 の ポ ッ プ な 音 楽 を 中 心 に 、ア ル バ ム の 感 想 な ど を 書 い た ブ ロ グ で す 。

Toše Proeski Pratim Te


マケドニアの男性歌手、
トシェ・プロイェスキー(Тоше Проески)のアルバム(2005年)。

セルビア/クロアチア語で唄ったアルバムで、
歌唱力・楽曲ともに、とても素晴らしいポップ・アルバムでした。


::収録曲::

1. Pratim Te
2. Zao Mi Je
3. Rane Na Usnama
4. Cujes Li
5. Mala
6. Jedina
7. Lose Ti Stoji
8. Ko Ti To Grize Obraze
9. Poljsko Cvijece
10. Naj, Naj
11. Za Ovoj Svet
12. Lagala Nas Mala (duet sa Toni Cetinskim)
13. This World (English Version of "Za Ovoj Svet")
14. Krajnje Vrijeme (duet sa Anjom Rupel)


マケドニアを代表するポップ歌手、トシェ・プロイェスキーが、
今年(2007年)の10月16日に、自動車事故で亡くなったと知って、ショックを受けました。
享年26・・・若すぎる死です。

プロイェスキーは、1999年にアルバム[Nekade vo Nokta]でデビュー。
マケドニア語とクロアチア語で発表した曲・アルバムはヒットを連発し、若くして旧ユーゴ圏のトップ・スターになり、
2004年には、「ユニセフ親善大使」を務め、「ユーロヴィジョン」にも出場したそうです。
また、自身で作詞・作曲も手掛け、マケドニア人歌手 Martin Vucic に書いた曲 Muza も大ヒットしたそうです。
(英語版 Wikipedia より)

非英語圏の《民族的な音ではない》若手ポップ歌手の中では、
五本の指に入る実力派だと思うので、彼の死はあまりにも無念でなりません。


本作は、プロイェスキーの2005年作のセルビア/クロアチア語アルバム。
音楽的には、西側のポップスとほとんど変わらない音ですが、歌唱力・楽曲の質、共にレベルが高いです。
また、当時24歳とは思えない成熟した大人の色気を感じる歌声を聴かせてくれます。

しかも、まるで90年代のJポップみたいな音で、どことなく懐かしい感じがしました。

特に、Mala (5曲目)と Za Ovoj Svet (11曲目)は、○ーイング系歌手の曲に似てるような。
確かに、多くの日本人が好きそうなメロディラインで、知らぬ間に心の奥深くにえぐり込んでくるものがあります。
どちらもバラード曲で、力強く唄い上げていて、本当に素晴らしい曲だと思います。

そのほかにも、せつないメロディで余韻の残るポップ・バラード Pratim Te (1曲目)、
熱血漢なポップロックチューン Zao Mi Je (2曲目)、
ダンスミュージック的なノリのギターポップ Rane Na Usnama (3曲目)、
アダルトちっくな雰囲気で哀愁的なバラード Lose Ti Stoji (7曲目)、
ブルース風?の曲調でノリのいいお洒落なポップス Ko Ti To Grize Obraze (8曲目)、
ほかの曲以上にセクシーな歌声が印象的な Naj, Naj (10曲目) と、すごく良かったです!


民族的な音ではないポップ・アルバムで感動した数少ない作品です。
プロイェスキーは、これからも、旧ユーゴ圏の人々の心の中で生き続けることでしょう。



You Tube には、生前のライブ映像が多数アップされてます。

#1 Pratim Te :You Tube
#2 Zao Mi Je :You Tube
#3 Rane Na Usnama :You Tube
#5 Mala :You Tube
#6 Jedina :You Tube
#7 Lose Ti Stoji :You Tube



Pratim Te (マケドニア語バージョン)のビデオクリップ





過去の記事もどうぞ。

Toše Proeski Božilak (Rainbow)



::リンク::

Тоше Проески :公式サイト。マケドニア語。
Toše Proeski :英語版 Wikipedia によるバイオグラフィー。

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コメント

ショック・・・

亡くなられたのですか?!
ショックですね。とても残念です。
私は最近ようやく知ったばっかりなのですが、
質の高い歌手なので本当に残念です。

プロイェスキーは、本当に質の高い実力派のポップ歌手でした。
なのに、生前、「ユーロヴィジョン」で上位に入れなかったのが不可解です(やはり政治的 ”組織票” が原因?)。
また、「バルカン音楽ガイド」(関口義人・著)では、写真付きで紹介されてましたよ。
旧ユーゴ圏のポップ歌手のなかでは、かなりの大物だったようです。

wikipedia英語版を見てみたら「国葬」にされた等かいてありました。若いけど本当に大物なんですね。本当に惜しまれます。

日本で言えば、「尾崎豊」のような存在だったんでしょうか?
尾崎も確か26歳で亡くなってましたよね。

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Author : kisara
トルコの男性歌手、タルカンの「Chu! Chu! は恋の合言葉」(Sımarıkと言う曲を聴いて、大きなカルチャーショックを受けたのがきっかけで、英語以外の外国語曲に興味を持つようになりました。