異国ポピュラー音楽館

非 英 語 圏 の ポ ッ プ な 音 楽 を 中 心 に 、ア ル バ ム の 感 想 な ど を 書 い た ブ ロ グ で す 。

Nina Nikolina S Otvoreni Ochi


ブルガリアの女性歌手、
ニナ・ニコリーナ(Нина Николина)のアルバム(2001年)。

ブルガリア民謡をポップにアレンジするスタイルを残しつつ、
よりポップ性を追求した作品だそうです。


::収録曲::

1. Prah (ほこり)
2. Oy, Mala Moma
3. Da Stignesh... (到達するために)
4. Rofinka
5. Mitre Le
6. Svetulka (蛍)
7. Mystika
8. Pusta Mladost (若さめ、ちくしょう)
9. Neka Vali (降るがいい)
10. Zableyalo Mi Agyntse
11. Samodivi
12. Izlel E Del'o


タイトルの「S Otvoreni Ochi」は、「開いた目で」と言う意味だそうです。
(「カルタコム」さんより)

収録曲は、ブルガリアの民謡をポップにアレンジしたものですが、
これまで取り上げてきたブルガリアのポップス(ポップフォーク)とは違うジャンルの音楽ですね〜。
また、曲はポップでも、唄は基本的に「民謡」のため、ポップスとは歌唱法が異なるわけですが、
何だか「ブルガリアン・ヴォイス」っぽく聞こえる曲が多かったです。

ヴィ〜ンと言う幻想的な音で始まる Prah (1曲目)は、
歌声のハーモニーとエレキ・ギターのポップな音色が合わさった不可思議な曲でした。

続く Oy, Mala Moma (2曲目)も、幻想的で冷たい感じのする音で始まる曲ですが、
都会的なテクノ・ダンスミュージックにアレンジされていて、カッコイイです!

Neka Vali (9曲目)は、イントロの口笛がもの哀しさをそそる、どんよりとしたスロー曲で、
この曲の独特の暗さが、妙に心の琴線に触れるものがありますね〜。
だけど、唄の方は、普通にポップスとして唄っているので、面白みが無いです。

Izlel E Del'o (12曲目)は、ロック・バラード曲で、何だかミスマッチな感じが・・・?
でも、哀愁を帯びた民謡的な歌声や間奏部分から聞こえる笛の音色が印象に残りました。

ほか、落ち着いたクールな雰囲気で伸び伸びとした唄が印象的な Da Stignesh... (3曲目)、
クラブ・ミュージック風のクールなテクノ曲 Mystika (7曲目)、
歌声のハーモニーとリズミカルなノリが頼もしいエスノ・ポップ Pusta Mladost (8曲目)、
民族楽器と電子楽器の音色が美しく融合したデュエット曲 Zableyalo Mi Agyntse (10曲目) が良かったです。



ビデオクリップは、こちら。

#1 ♪Prah :You Tube
#3 ♪Da Stignesh... :You Tube
#9 ♪Neka Vali :You Tube



::リンク::

ニナ・ニコリーナ :日本語版 Wikipedia によるプロフィール。

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コメント

きっとベースになっているのがロマ音楽ではなく、純粋にブルガリア民謡なのでしょうね。いわゆるアンチ・ポップフォークの嫌悪の対象ともなっていないようです。確かに「ブルガリアン・ヴォイス」っぽいですよね。

このアルバムはよりポップな方向へと進化しているように思いますが、ひとつ前のアルバム「Slanchogled」も民謡的でとても良かったです。

仰る通り、このアルバムには、ロマ音楽的な音は入ってませんでしたね。
ニコリーナのひとつ前のアルバムも聴いてみたいですが、
発売が10年近く前ではもう廃盤・入手困難になってそうです。
あと、ニコリーナと似たような路線?のエリツァ・トドロヴァのアルバムも聴いてみたいのですが・・・2作品とも iTunes Store で販売してくれたら良いのに。

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Author : kisara
トルコの男性歌手、タルカンの「Chu! Chu! は恋の合言葉」(Sımarıkと言う曲を聴いて、大きなカルチャーショックを受けたのがきっかけで、英語以外の外国語曲に興味を持つようになりました。